Roland / Aerophone GO(AE-05)
GWだね。
みんなステイホームしてる?
私は毎日病院からの要請で呼び出されてるよ
いい機会なんで去年の秋に買ったエアロフォンGOのレビューでも書こうかな、と思います。
エアロフォンって何!?
ウィンドシンセサイザーです。
もっと簡単に言うと、電子サックスみたいなもんです。
「一人暮らししたら楽器買ってやる!」という野望を叶えるべく夏のボーナスを使いました。
決め手は「マンションで演奏できる」「ソロでも形になる」「練習に時間を割かなくていい」。
一応テナーサックス経験者なんですよ。中1の1年間で転校と体調不良を機にやめてますが。
「歴1年、ブランク15年以上なんてほぼ初心者じゃんよ」
大丈夫、それなりに吹けました。みんなも吹ける!!
Sexy Zoneの「よびすて」、エア口笛パートwith勝利~~
録音環境はないのでそのままムービー撮っただけです。
基本情報
私が買ったのはエアロフォンGO(AE-05)ですが、上位モデル(AE-10)と下位モデル(AE-01)があります。
AE-01はあまりにもシンプルなので、AE-10かAE-05をおススメしたい。
お値段は本体、ケース、楽器スタンド、ヘッドホン、教本のセットで6万いかないくらい。
このお値段で何でもできちゃうのはお得すぎない??
電源はACアダプタか単3電池4本(充電池推奨)です。
家でもお外でも吹けます。
音はヘッドホンからはもちろん、内蔵スピーカーも搭載されているので本体からも音が出ます。
最大音量でも生のリコーダーに負けるくらいなので、音量を絞ればそのまま家で吹いても苦情は来ない、と信じている。
操作ダイヤル部分。
音色は11種類。「よびすて」はフルートで演奏しました。
正直11種類で充分。ダイヤル式もシンプルで分かりやすいでしょ?
そして移調ダイヤル。もう、これはずるっこ機能です。
基本的にピアノソロの楽譜を使ってますが、どの楽器の楽譜にも対応可能。
「よびすて」は半音が多いんで、-1で吹いて、写真のように本体はキーを+1にしてます。ヒュ~~ありがたい!簡単!!
左手親指で操作するオクターブキーもずるっこ。1オクターブ上げたり下げたりがボタン1つ。
つまりhiCとmid2C+上オクターブキーは同じ音が出るので、その都度やりやすい運指を選べばいいんです。私の運指めちゃくちゃだと思う!
他にも肺活量に自信がなくても大きな音が出せるよういじれたり、リバーブ・運指まで設定できます。うーん、電子楽器ならでは。
ここがすごいよ
・軽い、小さい
重さは約700g。軽い軽い。
大きさもコンパクトで置き場に困らない。むしろインテリア。
AE-10のイケメンっぷりにも憧れますが、手が小さい人はAE-05で。
・専用アプリ
なんと専用アプリと連携すると音色が50増えます。二胡とかパイプオルガンとかいいよ。
Bluetooth接続もできますが、遅延するのでUSBの方が優秀。何故かXperiaはBluetooth接続すらできなかった。
何より手持ちの音楽のボーカルカット、テンポ・キーチェンジ機能が面白くてそればっかり遊んでる。
・楽器ケース
なんか、楽器ケース背負ってる人、憧れない?
ヒトカラに、楽器ケース持っていったら、かっこよくない?
ローランドのかっちょいいロゴが入ったケースを持って街を歩くの、気持ちいいから。
ライフルバッグ持った赤井秀一気分になれるから。
ここはイマイチ
・内蔵スピーカー
ちょっと音がショボいです。
フルートやバイオリンはいい感じ。サックスがちゃちい。サックス型なのに!
音質を求めるならAE-10。
そもそもシンセサイザーなんだから、内蔵スピーカーに期待してはいけないのだ。
ヘッドホンからの音はいいですよ。
・キーのカチャカチャ音
動画の通り、キーを押さえれば押さえるほどカチャカチャします。
そこがリアルなのだと言えばそうなのだが。
カチャカチャが嫌なら他社のウィンドシンセサイザーにしましょう。
そもそもシンセサイザーなんだから、カチャカチャしても関係ないんだけどね。
・よだれ
「電子楽器ってどこからよだれ排出するの?」
そう、購入前の不安ポイント。
マウスピースを取ると敏感なセンサー部の下にちっこい穴があって、そこから下の排出口に繋がってます。
ちょっと穴が小さい。よだれに対応しきれない時がある。
こまめによだれを出す、または長く曲を吹かない。好きな曲の好きなところだけ吹けばいいんよ。
ちなみにマウスピースを洗って乾かしている間はエアロフォンをベッドに寝かせておくのですが、家主を差し置いて「エアロフォンが敏感な部分を剥き出しにしてベッドに横たわっている」状態になるためなんだかむしゃくしゃします。
なんだかラストがアレな感じになってしまいましたが、エアロフォン、遊べます!
みんな、お家で吹こ~~よ!