Us against the music/Sexy Zone「LET'S MUSIC」
Sexy Zone、20枚目のシングル「LET'S MUSIC」が発売したぞーー!!!
10周年イヤー!この音に群がれ!!
LET'S MUSIC
こちら、北山宏光(Kis-My-Ft2)・佐藤勝利(Sexy Zone)がW主演を務めるドラマ「でっけぇ風呂場で待ってます」の主題歌となっております。
"聴く人誰もが歌って踊りたくなるパーティー・ファンク"
……A面にファンク!!!!!
「麒麟の子」~「NOT FOUND」まで、皮肉っぽかったり応援歌だったり泥臭かったりメッセージ性の強い曲が続いた流れを断切った、純粋に楽しめる曲。
ファンクということは…クレジットにあの方の名前があるんじゃないでしょうか。
ブラスアレンジ:CHOKKAKU先生~~!
Sexy Zone「ROCK THA TOWN」「Celebration!」、King&Prince「Funk it up」とジャニーズのファンキーソングに欠かせないCHOKKAKU先生…君がいなきゃ何も始まらな~い
バチバチのブラスアレンジをありがとうございます!
さて、まずはイントロから。
ふまけんのフェイクがウルセー!終始ふまけんのフェイクがウルセー!
ふまけんのフェイクがうるさい曲にハズレなしです。ガチ。
Bメロ。ふまけん。
最高音のhiA、この二人は余裕で地声でいけちゃうんですけど、あえてのファルセットがニクい。
歌詞が公開されるまで「ちょっとだけスーパーマンデー」だと思ってて、ドラマの放送日が月曜なのを表してるのかと思ったら違った。そもそも日跨いでるから火曜だし!
でも「このままハダカでDancing」は風呂意識でしょ?
Cメロはファンキーパイセン「ROCK THA TOWN」より多めに音楽ジャンルを羅列しております。
これは語感で選んだのか、法則性があるのか…
ダブステップやトラップなんて詳しく分からないのですが、ライネクがバズった時に目にしたUKガラージや2ステップとお友達みたいな感じらしいです(すごいあやふや)。
「Let's go~~~~~!」で散々盛り上がった先のサビ。
「この音に群がれ」「Us against the music」なんてフレーズが強くていい。
音楽と対峙するSexy Zoneと私たち。
ここでさっきの音楽ジャンル羅列が効いてくる。ジャンル問わずサイコーの音楽を作るからお前らついて来いよ。
まあ最初からずっとSexy Zoneの音楽はサイコーなんだけど。もっと高みへ「Us against the music」。
2番を越えてDメロのラスト。
「Take your hand, One more time, ひとりじゃないよ」"ひとり"が平仮名なのいいなあ…
"ああ、これこそSexy Zoneの曲だ"とじんわりくる。ただのアゲアゲパリピ曲じゃないんだな。
"会えない"状況が続いて寂しい日々を過ごしている私たち。
「音楽で繋がっているからひとりじゃないよ、みんな楽しもう!LET'S MUSIC!」
MV
Aメロ「Open door」、2サビ「鮮やかに広がれ」を意識したようなセットからスタート。
ふまけん背中合わせ、ジャケット忘れ勝利にスタイリスト健聡。
音楽番組でのパフォーマンスを見ると、ここまできちんと振付になっているのが面白い。
ライネクと同じ振付師さんだけど、こっちはだいぶコミカル。
は~健人くんのダンス好…いやいやいや、顔良顔良顔良顔良なMVだな!一時停止!
健人くんのプラチナフロントな髪型と赤スーツ金インナーの組み合わせが強すぎる。*1
赤部屋でも白バックでもビジュアルが爆発。
抜かれる「TONIGHT」の文字、「ひとりじゃないよォ~ん」で腕ガンガンしてる健人、腕グルグル…サイコーーじゃんねぇ…
ラストにおまけ的なNG集がついてるのがまたコミカルでいいんだけど、3月のふまけん*2を感じましたね。
メイキングもスタッフにクラップを求めるティやセット破壊しつつも驚異の体幹で乗り切るティなど盛りだくさん。
ダンスよりも扉を開けてハケる方に苦戦してるのがどんくさSexy Zoneらしくてかわいい。引き戸や!
曲をさらに"楽しく"引き立たせるMVをよろしく !
カップリング
オシャンなSexyソング「Body 2 Body」(初回A)、疲労回復効果抜群・寄り添い型Sexy Zone「Day Off」(初回B)、全編英語詞「Fever」(通常盤)と今回もバリエーション豊かなカップリングが揃っております。
イチオシは通常盤収録の「Money Money」。正直この記事のメインにしたいくらいヤバい。
最初に歌詞カードを読んだ瞬間に「ハロプロ…!?」と稲妻が走った。「」内は絶対セリフ調だと思った。
再生してみれば今までにないほどのコッテコテEDM。キタキタキターー!!!
こいつだけ発売日前に解禁しなかった理由が分かるよ。全部話題持っていきかねないもん。
・Aメロ
冒頭聡ちゃんの「ンMy love」がもう良い。
メロディーラインをブチ破る健人くんパートも天才。アイドルの天才。
2Aも合わせて4人全員違うニュアンス出してるところを聴いて欲しい。
・Bメロ
「欲しいものは手に入れる主義」「願い事は叶うお決まり」
超超超Sexy Zoneって感じ!Sexy Zoneの願いは叶うんだよ当たり前だろ。
・サビ
怒涛の「Money」連呼。歌詞カードだけでも1曲通して45回「Money」言うてる。
後半の高音張り上げも気持ちいい。
所詮この世は全てMoney。振り向いてくれない君honey。こんなんじゃ足りない?まだまだ足りない?僕にはもうMoneyしかないのに。
まさに歪な愛。
・Cメロ
「」はセリフではなく普通にメロディー。これ、"honey"のセリフですよね…?
・ラスサビ
「もう君以外何もいらない」僕覚醒。
「この世界には愛が足りない」ああ、一瞬で世界まで話が広がってしまった。
MoneyよりHoney…
メロディーも歌詞もトンチキ風味なんですけど、最終的に"真理"に辿り着いちゃってるんですよね。
これを歌えるSexy Zone最高なんだよな…
世界にウケるオシャンな曲もいいけど、こういう特濃ソングもファンは求めてるってことを忘れないでいて欲しいよ。
特典映像
「でっけぇ風呂場で背中を流すのは誰だっ?! 春のスポーツ王決定戦!」
初回B恒例のバラエティ企画。
「Sexy Zoneがスポーツをしてゲームとして成り立つのか?」
期待を裏切らないグダグダがサイコーに面白い。
ゼッケンの発注ミスもナイスアシスト。
しかし、最終戦の後半は予想を超えた熱い展開になるので乞うご期待。
あんな手に汗握る闘いになると誰が想像できたか?メンバーの目つきの鋭さがヤバい。
罰ゲームはちゃんとでっけぇ風呂に入ります。何故かメンバーが墓石に?
Sexy Zoneの貴重なバラエティを見逃すな!
「RIGHT NEXT TO YOU」とSZ10TH
記事の前半でちょこちょこ出てきたライネクとは…?
3月頭にリリースされたベストアルバム「SZ10TH」のリード曲である。
10周年の集大成として、今まで続けてきた全編英語詞の曲をついにリード曲に。
そして全員で揃えた高難易度のダンス…!
これが音楽好きやダンサーなど各方面にウケた。「Sexy Zoneヤバくない…?」
「そおなんすよ~ヤバいんすよ~」と調子に乗りたいところだが、正直ファンもライネクの攻め方には驚かされた。
心地の良いサウンドに耳を傾けていると、ラップパートから突然"治安の悪い"Sexy Zoneが現れるのだ。
虎柄のシャツを纏った中島健人が落書きだらけのバスルームに腰掛け、真っ赤なハイヒールをこちらへ投げつけてくる。助けてくれ~
そんな中流れてくる歌詞は「I'm Right next to you=君のそばにいるよ」、とド直球のラブソング。
一生かけてもいい。時間いくらかけてもいい。僕は君にとって一番いい人って見せるために
このフレーズ、腕に彫ったろか?!
ダンスプラクティス動画も見て欲しい。
まずSexy Zoneがダンプラをアップしただけでも衝撃である。こんなに踊れるなんて知らなかったのだが……
カメラもたまらず定点ではなくグルグル回ってしまう。
健人くん・健聡ペアのダンスが好きな私はもう何回視聴したか分からない。
好きなポイントは星の数ほどあるが、一つ挙げるとすれば"突き刺さってくる健人"だ。
彼は2回ほど画面に突き刺さってくる。彼の熱量は確実に画面をブチ破っている。
ライネクは歌もダンスも彼らにとって大きな挑戦だったに違いない。
海外進出を視野に入れレーベル移籍したSexy Zone。10周年イヤーにまた一つ殻をブチ破ってきたのだ。
本当はSZ10THについても個別に語りたかったのだが、いかんせんリリース間隔が短すぎた。
この3月にベストアルバム、シングル、さらには10周年記念ツアーも幕を開けた。
せっかくライネクがバズったのだから、正直もっとゆっくり宣伝に力を入れてからシングルに繋げてもよかったのではないかと思う。
ライネクを取り上げてくれた人たちはレツミュも聴いてくれただろうか。
もっと聴いて欲しいんだよなあ。Sexy Zoneの音楽。
ファンがピーピー言ったところでサブスクが解禁されるわけでもないし、少なくとも私ができるのはSexy Zoneの音楽を楽しんでるところを見せつけ続けることなのかなあ。
ということで、大好きな自担のクソデカボイスを見習って「Sexy Zoneの音楽ってすげえ~~カッケエ~~~」ってしつこく叫び続けるね。
Sexy Zone!LET'S MUSIC!!!!!