薔薇の似合う人生とは

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2021年現場総括

「寒いね~~」「早いね~~」とSixTONESのANN形式でご挨拶させていただきます。

晦日!ということで今年のライブまとめを。

このご時世遠征はできませんでしたが、4公演・初○○尽くしの思い出深い1年であったと思います。

配信ライブを除く、いわゆる"現場"体験を、ライブ全体のレポというよりは自身の体験談として記しておきます。

 

5/9 SixTONES 「on eST」 宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ 昼公演

初!ジャニーズのコンサート!!

ということで導入が少々長くなります。

元々は2月に開催される予定だったコンサート…が延期になり、先に3月のSexy Zoneに復活当選するも延期…と延期合戦を繰り返した結果、SixTONESが初参戦に。

実はアリーナ規模のライブに参加するのも初めてだったんですよ。

アリーナでけえ!収容人数減らしてるはずなのに人ごっちゃごちゃ!

地元民でもアクセス悪い!マジで周りに何もない!

「グランディ(セキスイのこと)行くのめんどいし、どうせ米粒くらいにしか見えないんでしょ」とアリーナに対する偏見もバリバリ。なんならグランディのせいでジャニオタになることを拒んでた節もある。

しかし、実際に引いた席はメインステージほぼ最前のアリーナ。いや、宝塚のSS席だわ!!

さすがにバックステージは見えないけど、花道や外周も等しく近くてホールコンでもなかなか経験のない双眼鏡いらず席。脳がバグる。

しかも年明けの配信ライブを先に見ていた私は悟るのだ。下手側は"田中樹スペシャル神席"であると……

 

開演時間を迎えると、爆音のビートが響く。地震…!?

「Dance All Night」のイントロが流れ、姿を見せるSixTONES。う、歌ってる~~~

未だにDANのイントロを聴くとじんわりくる。こうやって思い出の曲が増えていくんだなあ。

まあ正直席の関係かバックサウンドがデカすぎて肝心の歌聴こえづらかったんだけど(歌がウリのグループなのに!)、そんなことどうでもいいのです。

途中でうちわをしまうくらい狂ったようにペンラを振る。乗るしかねえんだ、このグルーヴに。

純粋に最初から最後まで"音楽"が楽しかった。

じゅり担なのでじゅりの歌レポをさせていただくと、まあ音を外さない。かつ語尾にアレンジを加えてたり、生歌ならではの楽しみを与えてくれる。

ところがどっこい、彼の本領はラップなのである。音源が物足りなくなるくらいのブチ切れラップ。あっちい~~~

そんなじゅりが「RAM-PAM-PAM」でラップの入りをトチって恥ずかしそうにしてたのを見て愛おしさを感じた。

また最初に"田中樹スペシャル神席"の話をしたが、とにかく立ち位置下手側の時間が長かったのだ。

一番恩恵を受けたのはジェシーとのユニット曲である「EXTRA VIP」。

ド真ん前でじゅりがソファに鎮座している。王。

「へえ~~そこもフェイク入れてるんだあ」と、細かいところまで見られるのが嬉しい。

…じゅりの話で埋まってしまいそうだが、もうライブ円盤が発売済みのため自分の中で整理がついてしまっているのである。

もう!円盤見て!!

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炎と爆発含め、熱くてデカくて近いライブでした。

そういえば北斗からの指差しファンサの流れ弾が直撃し、視界のカメラがギュインと揺れて、うちわでファンサを求める心理を少し理解できた気がする。

 

7/11 Sexy Zone Anniversary Tour 2021 SZ10TH 宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ 昼公演

個別に記事を書いていたはずが、思い入れが強すぎて頓挫したライブ。

 

さて、SixTONESでバグ席を引いたアリーナ初心者は今回どうなってしまうのか。天井席を引いてギャップにがっかりしてしまうんじゃないか。

アリーナ最後列。バックステージと花道の角っこ。

メインステージやセンターステージは埋もれてあまり見えないが、花道とバックステージは最前である。

近くにメンバーが来れば体感はSixTONESより近い。宝塚のSS席で銀橋をスターが通った時くらいの近さだわ。 

あんまり俺を狂わせるのはやめろ……!

 

「LET’S MUSIC」で幕を開けるライブは、3曲連続怒涛のブチ上げCHOKKAKUアレンジファンク…!お衣装も合わせて景気良すぎZone。

開幕即手持ちのファンクを全突っ込みしてくるアイドルヤバくない?セトリ考えた人頭のネジ吹っ飛んでてサイコー!

「NOT FOUND」では目の前のバクステに全員集合。近い。Sexy Zoneは、いる。

他にも「ぶつかっちゃうよ」「CANDY」「RUN」と思い入れの強い曲でバクステに来てくれたことが嬉しかった。

花道を通る中島健人の横顔に早くも大量の汗が流れていて、「ああ、これが私の好きな健やか健人だ…」と棒立ちになった。私が好きな人、開始3曲くらいで頭皮からジャージャー汗流してる人。

「Slow Jam」~「タイムトラベル」はパフォーマンス・演出共にトップクラスの出来だと言える。

変態的に凝った装飾の貴族お衣装。

そして照明装置。SZ10TH照明大賞。どうにかしてウチに設置したい。

天井から降りてくる使徒ヘッドスパワイヤーを雰囲気だけでもチェックして欲しい。

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更に注目したいのは歌唱力。

今回の席は非常に音が良く聴こえた。ファルセット・フェイク・ハモりがせめぎ合うこのゾーンはひたすらSexy Zoneの歌唱力に圧倒される。

タイムトラベル終わりの暗転と同時に響いた健人の「ヘイ!!」もライブの成功を物語っていた。

MCではファンサうちわの話に。

聡「それってルール違反じゃないの?」風磨「脱法うちわ」となかなか鋭く切り込むジャニオタ2人。

最終的には「頑張って作ってくれるのは嬉しいよね(汗」みたいな話に落ち着いていたので、何かセンスが良いものを思いついたら用意してみようかなあ…と思いつつ今回はバッグから公式うちわを出すことすらしなかった物臭野郎である。

MC後は各ソロ曲を全員でカバー。

「Why?」のサビは風磨地声で行けちゃうんだなあとか、ラジオで「さざ波H」をいじってた勝利に該当パートが割り当てられててオモロかったり。

マリウスソロの「all this time」、どうカバーするんだろうと思っていたら2番の日本語詞から。結局マリのソロで一番泣くんよ。オレンジのペンラも温かくて、マリのメンカラがオレンジで本当に良かったと思う。

アンコ後ラストは「Twilight Sunset」。10周年コンサートの締めがデビュー曲でもなく、ここ数年を象徴するリード曲でもなく、隠れ名曲のカップリングなのだ。名曲すぎてもはや隠れていないかもしれないが

しかし「今すぐこの瞬間を閉じ込めてよどうか」と歌われるこの曲を最後に持ってくることができるSexy Zone、年月を重ねて大人になったんだなと感じる。

「ペンライトを置いてクラップしよう」というメンバーの計らいもより一層一体感を生んでいた。

本当に幸せな瞬間だった。

映像の中でSexyおじいちゃん(?)が「君らしくいればいいんだよ」と子供たちに語る場面があった。

一貫して「君らしく」というテーマがあるのは、Sexy Zoneの強みだと思う。

ただ今現在のグループ仕事の少なさに不満がないとは言えない。

オーラス配信で風磨が咆えた「10周年だぞ!笑え!!」という言葉を忘れないようにしたい。

 

10/28 Creepy Nuts ONE MAN TOUR 「Case」 仙台サンプラザホール

ハロプロのコンサートでアホみたいに通ったサンプラザ。

そこではファミリー席(3階最前の着席指定席)を選んでいたが今回はいかに…

3階最前!!アタシはサンプラザでこのエリアにしか座れないんか?!

唯一のホールコンなのに一番距離遠くてウケる。しかも"死ぬのが怖くなければ立てる"くらいの席なので大人しく座りました。

ステージ構成はスクリーンもなく、本当に"タンテとマイクロフォン"のみ。

でも照明がバッチバチにキマってて、ステージなんかシンプルでいいんだよとねじ伏せられる。照明厨歓喜

セトリも過去曲含めめちゃくちゃ良かったです。

「紙様」はお札変わるまで死ぬほどやった方がいい。「土産話」書いたのにまだ「助演男優賞」やるんだ!でもやっぱサイコー!

「トレンチコートマフィア」~「15才」の内省ゾーンは感情移入しすぎて辛かった。ラストの鳴りやまぬ客席の拍手で救われて欲しいと思う。

その後の「サントラ」は不覚にもウルっときた。

R-指定はラップが上手いのは言わずもがな、生歌もかなりレベルが高いと感じた。音域の広さがエグい。くるくる回りながらパフォーマンスするRのマイクコード捌きは新体操並みに美しかった。

DJ松永は初っ端から爆音ルーティンで場をブチ上げ、特に「かつて天才だった俺たちへ」ラストのスクラッチは田中樹とのFNSでのコラボを思い出して震えた。どうやらかつ天スクラッチはレアらしい。じゅり担としては特別な公演だった。

アンコールはなく「土産話」でラスト。本当に紅白出場を願ったのだが…だが…

そして必ず言及しなくてはいけないのは神MC。

数曲やったら喋る。喋る。及川光博のワンマンどころの話ではない。

クリスピーナッツのサイン転売ヤ―、阿蘇の土着的なノリ、おっさんの地獄サークルモッシュ、マイクで殴りレコードで腹を切り解散。

パワーワードだらけのトークに笑い声を抑えるのが辛くて筋肉痛になった。

なんとなくチケットを取ってみてから1ヶ月で必死に勉強したクリーピー。行って大正解だよ!

唯一惜しかったのは席を立てなかったことかな。合法ジャンプできたら確実にトんでたね。

"また久しぶりとじゃあねぇ"しに来てください。

 

10/30 King Gnu Live Tour 2021 AW ゼビオアリーナ仙台

日付を見てもらうと分かるんですけど、この週木曜クリーピー・土曜ヌーみたいな超過密スケジュールだったんですよね。その直前に自分も講演者として人前に立ってたりワケ分からん。

ヌーの方が最後に決まったスケジュールだったのでどうなるかと思ったけどなんとかなりました。やっぱクリーピーで座ってたのが良かった?

会場は初ゼビオ。バスケの体育館かアイスショーのイメージしかない。

席はアリーナ中央より少し前というところだろうか?相変わらずの今年はアリーナ無双。

スモークが充満してよく分からなかったが、憧れの常田大希から一直線だと気付く。

定番アディダスのシャカシャカトップスに前髪下ろし。グラサンと素顔のええ塩梅。

ちょっと本当にライブ中の記憶が曖昧。今年会った男の中で一番カッコよかった。健人はカッコいいけどチャーミングなので…!

常田モデルのFender弾いてるところを生で見てブッ飛んだ挙句ギターを買った話はまた今度。

セトリは序盤から畳みかけるようなすきすきソングたち。おい!ヌーの演奏生で聴いてるぞ!いいだろ!

「白日」も特別お気に入りの曲ではなかったが、スポットライトを斜め頭上から浴びる井口理の生歌を聴いたら魂が抜けた。今まで見たライブ映像よりもずっとずっと良かったのだ。

「破裂」からは常田くんのギターチェンジ。美しいギターの旋律メインに音数が減ると、井口くんのボーカルが更に際立つ。上手い。上手すぎる。

「The hole」はピアノの機材トラブルもあったが、サビでピアノをなぎ倒す勢いで荒ぶる常田くんのプレイに開いた口が塞がらない。なぎ倒しプレイ三文だったかも?

「泡」(たぶん)はスモークと照明の使い方が秀逸で、今年の照明大賞を贈りたいくらいだ。ところで帰宅してすぐ書いたメモに「Slumberland 照明ハッチポッチ」と残されているがどういうことだろう。

盛大な長尺ドラムソロからの「Flash!!!」からのAメロ入りで常田くんトチり。メンバー同士「どっからやる?」とモメた上でドラムソロから。ミスはどんまいだけどドラム2回聴けてラッキー。

あとはアンコ後に常田くんがお口ぱかーして笑ってたのがスクリーンに抜かれてて可愛かったのと、新曲「BOY」が聴けて良かったなあ、と雑なまとめ。

終演直後に「も…もう一回見ていいか…?」と思うくらい記憶が曖昧なんだよ。照明のメモだけはやたら残ってるんだよ。

今回はアルバムを引っ提げたツアーではなく、まあセトリもここ1年くらい大きく変わったところがないのでまた来年以降が楽しみです。ドドド怒涛の新曲ラッシュ始まってるんで!

そういえば四十肩でもないのにずっと手を頭上まで挙げてノるムーブが苦手すぎるんだけど、皆辛くないの?血液循環してる?

私は己の頭を振るのみ。だから記憶ないのか?

 

おまけ

デジチケの話

今年参加したライブは全てデジタルチケットでの取り扱いだった。

紙チケットしか触ったことのない私、デジチケに対する謎の不信感がヤバい。

また、デジチケにも何パターンか方式があるようだ。

ジャニーズ:ゲートでデジチケを提示し紙チケを発券、その場でしか席が分からない

クリーピー・ヌー:事前の抽選で席は分かるが、完全にデジチケで入場

ジャニーズの"会場に着くまで席が分からない"システムはかなり衝撃であった。

やはり席が近いか遠いかで準備は違ってくる。

今までは席を見て服装やオペラグラス持参の有無を決めていた。

「今日は勝つよ!!!」「今日は気楽に楽しも~」なんてモチベも変わるだろう。

服装はまあそれぞれ楽しめばよいが、正直当日の席も分からないのにファンサうちわを何枚も用意して持ち込むジャニオタの気力には感服した。

"うちわ作るか作らないか"問題は今後の課題になりそうだ。

そして会場で発券される紙チケについて。

表面は白地に無感情で印字されている必要事項。質素&質素。

しかし裏面を見るとそれぞれのライブロゴがきらびやかに印刷されていた。

今見返してもちょっと泣けるくらい。ジャニーズと会った夢がそこにはつまっていたのだ。

もちろん転売や不正を行いやすいというデメリットはあるが、紙チケの魅力は計り知れない。

クリーピーとヌーのライブが終わった後に、チケットがデータ上でしか残らないのはやはり寂しかった。*1

どうにか犯罪を撲滅しつつ紙チケが生き残る術はないだろうか。

 

ウィズコロ時代のライブ

・グループディスタンス

クリーピーはフルキャパでの開催だったが、その他はグループごとに1席空ける方式を取っていた。

全てぼっちで参加したため、そうすると両脇が必ず空く。これがなかなか快適である。

動きが激しいライブこそ隣とぶつからないようにするストレスがなく、少し荷物が多くなっても上手く収めることができるのだ。

良い感じに空間が歪んで、フルで客を入れつつグループディスタンスを取れたらいいのにね。

・フェイスシールド

マスク着用は義務。これは真夏のライブでも特に気にならなかった。もうマスクがないと逆に違和感があるような身体になってしまったのかもしれない。

ジャニーズのコンサートでは"スマイルアップシールド"というフェイスシールドが配布され、着用を推奨された。

最初は「シールド全然付けてない…」「シールド意味ある?笑」なんてレポも見られた。

が、徐々に「シールド付けてない一帯ファンサ無視された」「黒マスクだと反射しない!」「曇り止め必須!」「○○のシールドおすすめ!」とシールド着用をいかに快適に楽しむかにシフトされていったように感じる。

実際自分の周りでは(アリーナだったからか)きちんとシールドを付けているファンがほとんどだった。

ジャニオタの時代に順応する速さ、すごいですよ…!

私はスマイルアップシールドを装着するのにマスクを一旦外す必要があるのが怖かった*2ので、セリアのメガネ型シールドを使ってました。

装着も楽だし、上からの飛沫もガードできるし、何よりシールド付けてること忘れてペンラガンガンぶつけるくらい視界も良くておススメでした。

無発声のライブでシールドを付ける効果の有無について議論する気はないが、推奨されれば喜んで着用するよ。皆で気分良く参加できたほうがいいっしょ?

・無歓声

これも気にならないというか、客としてはそこまで声出すことにこだわりないのかも。

音楽には身体動かしてノればいいし、大体のことは拍手で伝えられる。

「大声で一緒に歌うヤツがいなくていい」という意見も確かに、と笑ってしまった。

ただ、演者側はやっぱり歓声がモチベになるのかな。

歓声煽りかけてやめるとか、「心の中で叫んで!」なんて場面もあったし。

あとMC。トークを武器としないアーティストは無歓声だとなんか滑ってる感じがして心折れてるかもしれない。ヌーはめっちゃビビってた…

MCこそ声出して応援できたらいいのにな、と思った。

無歓声対策は及川光博がめちゃくちゃ上手くやってるのを見て欲しい。

コロナ前の歓声やコールをサンプリングして、タイミング良く執事(ローディー)がボタン押してるから!

実際に会場には行けてないのですが、映像で見る限り通常時のライブにかなり近いものをできていると思います。ミッチーの順応速度もヤバい。2020年のうちに対策してますからね。

 

ということで、今年の振り返りでした。

来年はもっと良き環境でライブできるといいんだけどね、こればかりはなんとも。

そもそもチケット当たるのか・仙台公演はあるのか問題。SixTONESはすでに落選、ミッチーは仙台来るか?

過度に期待はせず、かつ欲望には忠実に。

来たれ2022年。

ウワーッ、紅白とカウコン中継とジャニフェス配信楽しみだなあ~~!

*1:クリーピーはポストカード貰えたし、ヌーも追加料金払えば後日紙チケットが届くようだったが

*2:マスク二重にしてこの問題解決してる人も多かった