薔薇の似合う人生とは

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退団発表

kageki.hankyu.co.jp

 

ずっと応援していた雪組トップスター・望海風斗さんの退団発表がありました。

 

おそらくファンの大多数が覚悟していたことだが、実際に発表されるとつらいものだ。

昨日は泣かなかったものの、家に帰ってからの記憶があまりない。

 

ラスタイや中日ベルばらの頃は正直「トップになれないんじゃないか」と思っていた。

エリザベート・ルキーニ役への抜擢、そして組替え。花組から離れるのはとてもショックだったが、きっと素敵な未来が待っているのだろうと期待した。

国家試験が終わってやっと生ののぞみさんに会いに行くことができた。大学卒業記念に父親がルパン三世のチケットを手配して劇場まで連れて行ってくれた。

初めて入待ち出待ちをした。間近で見たすっぴんののぞみさんは透明感がすごくて発光しているように見えた。

ドン・ジュアンをのぞみさんの庭である横浜で観劇した。観劇人生で一番泣いた。あまりにも素晴らしい舞台で「ここで死んでもいい」と叫びたくなった。

のぞみさんがかんぽドリームシアターのイメージガールに就任した。「きっとトップになるんだ。人生は、夢だらけだ。」と実感して泣いた。

トップお披露目の全国ツアーを仙台で見た。その次の年も仙台に来てくれた。羽生結弦金メダルのアドリブを見て、宮城で産まれ育ったことに感謝した。

トップになってからの公演も全て楽しかった。人生初のSS席をのぞみさん憧れのファントムに捧げたことは忘れない。子孫を残す気はさらさらないが、死ぬ間際に「ばぁばはのぞみさんのファントムをSS席で見たのよ」と語る妄想をしている。

壬生で初めて1枚もチケットを取れなかった。はばたけはチケットがあったのに台風で仙台を出ることができなかった。ワンスも自力では全滅している。この時期は本当に辛かった。2020年にのぞみさんが退団するであろうこともこの時期に悟った。

 

退団会見の記事を見た。泣き虫なのぞみさんが笑顔だった。

「私の人生はすべて宝塚にある」

これぞ望海風斗という言葉だ。

いつも全力の舞台を見せてくれるところ、宝塚の話をさせると完全にオタク側の人間になってしまうところ、ヅカオタなゆえにとてもファン想いなところ。私はそういうのぞみさんが大好きです。

 

今後自分がヅカオタとしてどうなっているのか。

のぞみさんと雪組に集中しすぎて他の組のことは分からなくなってしまった。

去年から宝塚友の会をいつでも退会できるよう準備しているし、SexyZoneという別の拠り所を作ってしまったダメダメなオタクである。

それに加えて、ここ最近は退団とか引退みたいなものを受け入れ難く、事前逃亡している前科がある。

今度こそはのぞみさんの男役を最後まで見届けたい。見届ける。

 

今週末、東京までのぞみさんに会いに行きます。

ご厚意によりチケットを譲っていただける予定です。

手にしたチャンスを逃すまい。

各種ウイルスと闘っていく所存です。

のぞみさんとそのファンが1回でも多く会えますように。

のぞみさんの宝塚人生が悔いなきものになりますように。